何よりも大事な事

こんにちは。

認知症とお金の問題を解決する専門家の横手です。GWはあっという間でしたね。家族の最前線は、私の実家とカミさんの実家をお邪魔して前線は、充実した日々を送ることができました。

このGWで家族信託のセミナーをご参加いただいた後に家族で集まり、将来の介護、認知症になった場合のお金の問題について話しあった方もいたと思います。

最終的に、家族で話しあってどの解決方法を選ぶという実行に移りますが、その前にもっと大事な事があります。家族で将来起きる可能性のある問題について共通認識を持つ事です。

そのために兄弟または親子問いはいえ、電話ではなかなか難しく、美味しい食事を食べて、お茶をすすりながらフェイストゥフェイスで話し合う事が何よりも重要になってきます。誰が話を切り出すかは、私のセミナーに参加をして、将来起きる認知症の問題を知っている方が一番ふさわしいでしょう。

そもそも自分は元気だから問題は絶対起きないと思っている高齢の親から切り出してくることはほぼないかと思います。口は、出すが介護や面倒を全く見る気がない兄弟も実際いるかと思いますが、面倒なことを避けたいという思いから切り出すことはないと思います。最終的に家族で話し合う事が家族の思いを知る事ができ、結果的にその家族会議の中で、あっさり問題が解決されることもあるかと思います。

自分(子供)は、親が住んでいた家にには相続されても住むつもりはない。(子どもの立場)親は、遺言を書く時に参考になる。亡くなるまで残しておく必要がなく、戸建てを売却してコンパクトなマンションに住むという選択が可能

将来この土地は売却せずにせめて孫の代まで承継してほしい(親の立場)親の意思を聞くことができれば、今のうちにおじいちゃんの気持ちを孫に伝えられる。

認知症になったら認知症専門の施設のグループホームではなく、有料老人ホームに入りたい(親の立場)認知症になると意思を伝えることができなくなりますので、認知症になった時の介護施設選びで親の希望通りに進められます。

と親の立場、子供の立場で意見は思いは様々だと思います。しかしこの思いを言葉を発しなければ、一生知ることができません。

家族信託を実際実行するまで、数年かかる方もおります。時間をかけるべきだと思います。夫婦間の結婚という契約に至るまでに時間をかけて相性を確かめることと同じことかもしれません。(もちろん電撃の方でうまくいく方もいるとは思います。。。)

とにかく、家族信託はあくまで解決方法の一つに過ぎません。その前に家族会議で家族の思いを確認しあう、問題を共有することから始めてほしいと思っています。

さて今日の写真はGW中にカミさんの実家近くにある小さい山を登った時に撮りました。富士山は美しく、そびえておりました。今年の目標は小学校2年の長男と登る富士山登山です。最終的には1歳の次男とも小学校時代に登ること。その時は50歳を超えています。体力作りを今から始めていかなくてはいけません。

その時のコラムを是非ご期待ください!

 

 

 

 

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