5年越しの家族信託

最近確信しています。

家族信託は、超高齢化社会の中、必要な解決方法であるということ。ここ2,30年で、固定電話からガラケー、ガラケーから一気にスマートフォーンiphoneに通信手段が変化しました。相続対策と言えば、遺言のみだったのが、これからの相続対策といえば、「まずは、家族信託」という時代が来るということです。アイフォーンを持ち、コンビニの支払いは、携帯でピピっと決済。一度便利を味わうと、小銭出して支払うという今まで当たり前だった行動が、不便に感じませんか。もう今までの仕組みに戻ることは難しい。家族信託も同じになると思っています。一度家族信託を利用すると、親が認知症になって財産凍結を防ぐことができ、親の相続が発生した後の財産承継もほぼ家族信託の契約内で決まっているので、想定されるもめごとをすべてではないかもしれませんが、大幅に少なくすることはできます。生前または、死後の財産の管理方法も、アイフォーンに好きなアプリを取り込むように好きなように設計もできる。例えば、障がいをお持ちのお子様であれば、親にとっては、自分が亡き後が心配だ。誰が面倒を見るのか。誰がお金の支払いをしていくのか。家族信託で、親亡き後に判断能力が心配な障がいの持っている子供や、うつ病や自立できない子供をサポートする仕組みを設計できます。

先日、5年越しに家族信託を契約してくれた方おりました。私のセミナーを5年前に聞いて頂き、そこから、5年もかけて、家族信託の理解を深め、自分の妻や子供に対して説明をし、実行してくれました。私の父親と同じ世代、子供も同じ世代。まだまだお元気、頭の回転が早く活動的な方です。私の父81歳も、ちょっとした骨折から入院で認知症になるリスクはあります。だれでも認知症にならないという明確な理由や証拠はないのです。小さい子供が、まだ判断能力がないので、親のサポートが必要です。高齢になれば逆に、判断能力が低下することで、子供のサポートが必要なのです。正月しか会わない家族が、公証役場で一同介して会話する、絆を深める。デジタルな時代に、デジタルにできない心のつながりは今後もなくなることもないですし、デジタルな時代だからこそ、必要なことだと感じています。

「私は、認知症にはならない」と声高に叫ぶ高齢者の方おりますが、私は一生死なないと言っていることと同じかもしれません。もちろん、認知症にならずになくなる方もたくさんおります。しかし、平均寿命が80歳前後の話、これからは、平均寿命が90歳近くになれば、認知症にならないという保証はありません。

認知症とお金を取り組んできてますますこの負の社会問題の大きさ、深さを感じてます。

さて、次男4歳が初のマザー牧場を経験。ディズニーよりマザー牧場より面白い!と絶賛。前回のディズニーはもっと小さかったから覚えていないだけと思いますが。。ちなみに羊ショーは、超おすすめ。

コメント

© Copyright 2017 家族信託と相続 All rights reserved.

家族信託を検討中なら、無料セミナーにいらっしゃいませんか?

運営:株式会社日本財託

家族信託を検討中なら、
無料セミナーにいらっしゃいませんか?
運営:株式会社日本財託