人生100年時代の資産の守り方

こんにちは。

認知症とお金の問題を解決する専門家の横手です。12月のクリスマスシーズンを終えたら一気に正月モードに入ります。実家に帰り、ご両親と時間を過ごす方も多いと思います。私の両親の田舎は、鹿児島です。両親の兄弟も80歳を超えて元気な叔父叔母もいれば、すでに認知症になり施設にいる叔母もおります。認知症になった叔母は、施設に入ってしばらくは元気でしたが、ここ一年は重症化してほぼ寝たきり状態です。自分の親戚をみても人生100年時代がそう遠くないことを実感しております。本屋で置いてあったライフシフト100年時代の人生戦略が他人事ではなく自分事としてとらえなくてはと意識ががらっと変わりました。

すでに日本には、100以上が6万人おり、2050年には、100万以上に達すると国連が予測しております。50歳未満であれば、100歳以上なる確率が高いことも示しています。元気な100歳も寝たきりの100歳も同じ100歳です。悲しいことに10年近く寝たきりで100歳近くになった方もいらっしゃいます。

人生100年時代がくるとあらゆる面で変化を起きます。我々の常識が通用しない。過去のモデルが役に立たないということです。今までは、

教育→仕事→引退

という3ステージででした。しかし人生100年を想定すると

教育→仕事→仕事→引退

仕事をする期間を延ばしていく必要があります。なぜなら、60歳を定年にして、100歳まで豊かに生きたいと思っても、「寿命が尽きるまえに資産が尽きてしまう」ためです。80歳まで働かなくてはいけない計算になっています。80歳まで働くということは、20代から80歳まで60年間の間に同じ仕事を続けることは、変化の速い世の中では通用しなくなります。生涯を通じて変身、変化していく必要があるのです。3ステージからマルチステージでに変わります。

70歳過ぎてからの100歳までの30年間は、今まで経験したことがない、認知症、介護のリスクと立ち向かう必要があります。80歳を過ぎると認知症になる確率は55.5%になります。高齢になればなるほど外見的な見た目だけでなく、脳も劣化、枯れてくるリスクがあるのです。長生きするリスクについても学ばなくてはいけません。新しい時代には環境が変化してきます。すでにあらゆる面で10年20年前と大きく環境は変わりました。豊かな老後を過ごすための「準備、予防」は必須になる必要があります。

人生100年時代を知って、他人事ととらえるか、自分事としてとらえるかは自由です。とらえ方によって人生は大きく変わってきます。私の長男は、8歳、次男は2歳、100歳以上生きる確率が高い年代になります。100年をどう生きるか、新時代にあったマルチステージでどう変化していくのか、楽しみです。まずは自分自身が乗り換えていかなくてはいけません。

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