
こんにちは。
今日は平成最後の家族信託の最前線コラムです。平成元年と比較して、自分もそして世の中の環境は大きく変化しました。認知症とお金の問題は、平成元年では、全く取り扱われなかったテーマです。平成元年、私、高校3年でした。男子校で、帰宅部平凡な高校生でした。自分がこの認知症とお金の問題に取組んでいること今、自分が一番驚いています。
79歳になる父の姉85歳は、認知症になり、施設に入りました。鹿児島県串木野のグループホームに入ってから股関節の骨折で入院しました。手術をして、2か月して退院です。退院後は、同じ施設に戻れず、介護老人保健施設、通称「老健」に入りました。リハビリ専用の介護施設です。ちょうど2週間前に私も茨城県の老健に行きました。58歳長女のお父様83歳との面談でした。認知症発症後の骨折は大変です。本人が骨折したことを覚えていません。なぜリハビリをするかを理解していないのです。そのため、ケガを治すという動機付けがないため、なかなか回復しません。老健は、自宅などに戻るためのリハビリが中心です。一定期間で退去することが前提です。退去後の介護施設を選ばなくてはいけません。
介護に終わりはないと父は言います。いつかは、自分もそうなるかもしれないとつぶやきます。
このGWで私のように実家に帰省している人は多いはずです。帰省するたびに、両親の言動の変化は、部屋の様子の変化に敏感になっている自分がいます。2歳の次男のおかげで、両親とも懸命に脳と体を動かしています。孫が喜んでもらうために必死に脳を動かします。
孫と遊ぶことは、最高の認知症対策かもしれません。
明日から令和です。認知症とお金の問題が減り、解決されるわけではありません。平成より令和の方がこの問題は大きくなっていきます。
年に帰省するチャンスは3回です。正月、GW,お盆です。認知症とお金の問題に気付いて理解して、実行するまで時間がかかります。
次は令和からコラムをお届けします。
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