成年後見制度の闇

こんにちは。

認知症とお金の問題を解決する専門家の横手です。もう桜が散り初めていますね。当社には、今年5人の若くてエネルギッシュな新人が5名入社されました。入社式に参加する度に自分の20年数年前の入社式を思い出します。わがチームにも新しいメンバーが入ってきて、計4名の構成となります。今度チームのメンバー紹介していきますね!

さて今回ご紹介したいのは、最近読んだ「成年後見制度の闇」という本です。実は家族信託を知る前であれば、親が認知症の疑いが出てくるとこの後見制度を検討することになります。その背景として各方面に相談すると銀行の窓口、市役所、不動産業者、士業の先生、ほぼ後見制度をすすめてくるからです。後見制度は、介護保険制度ができたと同時に設立されました。介護保険サービスを受ける際に、精神上の障害があり自分自身で手続きをできないため、第3者の後見人がサポートするためにできたのです。後見制度は、体が不自由で寝たきりで、要介護5だから利用できるものではありません。繰り返しになりますが、認知症、知的障害など精神上の理由でないとこの制度は利用できないのです。法律は、民法の枠で決められています。

しかしこの制度は、認知症患者が役400万人と言われている中で、利用した方は過去に20万人ほどしかおりません。実際利用した方の声を聞くと決してよかったと言えるものではないということがわかってきました。全国で困った方の声がこの本にリアルに描かれています。一部タイトルを抜粋してみました。

時給72万のオイシイ仕事

家裁に聞いても裁判が決めたことだからと一蹴

強制的に監督人をつけ、手数料まで請求する

自治体と訴えた母娘の地獄の日々

親が認知症になる前に後見制度の実情も知っていただきたいと思っております。もちろん、後見制度を利用した方がいい方もいます。子供がいない夫婦は、認知症になる前に任意後見人を公証役場で契約して指定できる任意後見制度はもっと利用されるべき制度だと思っています。ケースによっては家族信託と組み合わせて利用すると万全の対策になります。

今日の写真はどこから撮影した方分かるでしょうか。実は先日家族で訪れた隠れスポットです。46年間でなぜ行かなかったか不思議なくらいです。次回正解お伝えしますね!