松山城

おはようございます。

認知症が引き起こすお金の問題を解決する専門家の横手です。

愛媛松山にある松山城は、1602年に着手して完成するまで25年かかっています。完成まで300年と言われて実際は、約150年で完成する予定のスペインバルセロナのサクラダファミリアと比較すれば、まだまだ短いかもしれません。現地に訪れるとよくも重い石を一つ山に積み上げて完成した昔の城建築に携わった人を尊敬せずには入られません。四半世紀をかけた歴史的建築物は一見の価値があります。

東京で家族信託セミナーを開催しているため、参加する方は東京在住の子供世代となります。しかし、ご両親といえば、地方に住んでいる方も多いのです。今回の出張で松山に行ったのもご両親が松山に住んでいる方でした。

子供世代が、親の近くに住んでいないと高齢の親は、色々と生活する上で不都合が出てくる可能性があります。銀行に行ってお金をおろしてくること、銀行に行って、通帳を忘れてしまった場合の再発行、銀行に行って公共料金や、固定資産税の支払いをすること、日常生活の買い物から電球が切れたから電球を買うというイレギュラーのことなど多岐にわたります。親が元気で、自分自身でできれば、子供にとっても安心ですが、歳をとると色々と頭の判断能力の衰えだけでなく、身体的に腰や足腰の衰えで普段通りの生活ができなくなる可能性があるのです。

一人で自立した生活を送ることができない、その時、介護施設に入るという選択があります。好んで介護施設に入るという人は少ないかもしれません。しかし、歳をとるということは、介護や認知症のリスクが出てくるとことを考えれば、その流れで、介護施設に入る、入らなくてはいけない事情も出てくることを想定なくてはいけません。

意外にもこの介護施設に入るという選択は突然やってきます。その時、施設はどこを選べばいいのか、どのタイプの介護施設がいいのか、費用は、環境は、そもそもすぐ入れるのか、いろいろな選択が求められてきます。そして、状況的には、すぐに決断をしないと自分自身の生活または仕事に大いに影響をしてきます。そして、セミナーでも再三お話をしていますが、お金の問題も出てくるのです。

一時入所金は、どこから捻出するのか。

月々の支払いはどうするのか、足りない場合、そして長期に介護施設に入る場合はお金が足りにのか。

違った問題が一気に噴出していきます。

その問題を早い段階で気づいて準備することが非常に重要ですが、問題を先送りにする人は多いのも事実です。今回の松山の方は、ギリギリ間に合ったと言えるかもしれません。まだお元気なので、介護施設に入るという選択はありませんがいつ、ささいな骨折によって、一気に足腰が弱り、判断能力も衰え、介護施設に入るかはわかりません。

さて、自分も自分自身で問題を先送りしていることがないか確認しなくてはいけません。まずは、年末の大掃除や、納戸の片付けから始めようと思う今日この頃です。

あなたは、問題を先送りにしていることはありませんか?