特別養護老人ホーム

こんにちは。

認知症とお金の問題を解決する専門家の横手です。暑さが戻ってきましたね。金足農高校は決勝で負けて本当に残念でした。ワールドカップで言えば、アイスランド代表が、ブラジル代表と決勝で戦うようなイメージでしょうか。決勝に残っただけでも奇跡だと思います。何事もコツコツと地道に努力をすれば、結果が出てくることを甲子園球児から学ばせてくれます。

さて、今日は、埼玉県のある特別養護老人ホームに家族信託の面談で伺いました。駅からタクシーで約10分。周りは、畑がある中にポツンと5階建ての立派な施設が今回の目的地でした。築10年以内なので、印象は「清潔で、きれいな建物」です。これが公的な介護施設とは思えないほどでした。

特別養護老人ホームとは、公的な介護保険施設で、要介護3以上でないと入所できません。終の住処として入所できます。また民間の有料老人ホームと比較すると費用が安いのが特長です。ちなみに、一ヶ月の施設利用料は、公的な施設のため、どこも同じような利用料で、約15万とのこと。民間と比較して費用が安いこともあり、人気の施設になります。施設、エリアによっては、数年待ちとも言われます。今回の施設では約60人が待機しているとのことでした。全国には、50数万人が待機していると言われています。

さて要介護3以上に認定されないと入所できないとなると、要介護2以下で、費用負担が低い特養に入って欲しい家族とすると切実な問題です。要介護3以上に認定されている人は、全国で、要介護認定者約620万人といる中、約250万人になります。250万人が入れる資格があるのです。しかし、特養の入居できる枠は、約50万ベット数です。入居待ちも納得できます。

要介護3のレベルとは、「立ち上がりや歩行、食事、排泄、入浴の際に全面的な介助が必要であること」になります。常時、誰かのサポートが必要になるということです。もし、自宅で家族が要介護3の両親の面倒を見るとなると、24時間サポートすることなります。現実的には、家族が自宅で介護できるレベルを超えていることになる状態です。

ここでのポイントは、「身体的」に体が不自由か「精神的」に不自由かで認定されることはあります。また、認知症がひどくなることによって徘徊や、誤食、不潔行為が見られることよって体は元気で、歩行は全く問題ないが、要介護3と認定される方もおります。

要介護3でも実は、家族信託の手続きをできるかどうかのポイントは、寝たきりかどうかが重要ではなく、法律行為が可能かどうかの判断能力の有無が重要になります。一番軽い要支援1と要介護5の人と比較した場合、家族信託が手続きができるかどうかは、要介護のレベルではあくまでも判断能力があるかどうかがポイントして確認します。

要介護3の方でも日によって、自分の意思を確認できるかどうかは変わってきますので、何事も現場で確認しないとわからないことが多いというのが家族信託の最前線の感想です。

最近、介護施設に行く回数が増えております。。。なるべくであれば、介護施設に入る前の段階で、長生きすることを考えて認知症とお金の問題の準備をしておくことです。しかし、実際は施設に入ってから判断能力が低下して、問題を解決しようと思っても選択に限りがあるのが現実です。

介護施設の最前線についても今後お話ししてきたいと思います。