資産凍結 200兆!?

こんにちは。

認知症とお金の問題を解決する専門家の横手です。実は富士山を今年小学2年になる長男とアタックする予定でした。当日朝のおにぎりまで用意してスタンバイしましたが、まさかのふじスバルラインが台風の影響で開通せず、よって新宿からの吉田口までのバスも運休となってしまいました。台風が抜けていたので、翌日は快晴の中頂上をアタックできると思っていたの思わず誤算でした。今年は2回も台風の影響をよりよって登山日に重なってしまいました。これも何かの運命なのかもしれません。富士山頂上は、長男にとっては小学3年生が初アタックになりそうです。

幸か不幸か、結果的にはその日は、平地で安全なディズニーランド山に行くことになりました。。人混みは変わらないと思うのですが、久々に乗ったスペースマウンテンでまさかの酔い、高山病ではなく、まさかのディズニーで酔うとは、人生何が起きるかわかりません。。

さて、日曜の日経新聞に衝撃的な数字が発表されておりました。政府の高齢社会白書によると65歳以上の認知症患者数が520万に達し、約200兆円の資産が凍結するという試算です。一人当たり、4000万の資産(現金、株、不動産など)を持っていると想定すると200兆円になるのです。このまま高齢化が進むと30年には最大830万になり、総人口の7%が認知症患者になってしまうのです。

自分の親が認知症にならないと断言できるでしょうか。

親が認知症になり、判断能力を失うと、財産が凍結とするということ。本人のために介護費用を捻出しようと思って、家族が銀行の窓口に行っても、「申し訳ありませんが、ご本人が来て頂き、署名捺印ができないとお金を下ろすことができません」と言われるということです。自宅を売却して捻出したいと思っても、司法書士の本人確認、署名捺印の手続きができないと亡くなるとずっと凍結状態が進むということです。

家族信託は、認知症対策として、有効な手段です。しかし、大前提は、家族の間で強い絆、託す側、託される側の間で、信頼関係がないと成り立たない仕組みであります。この関係が崩れると悪用されたり、目的に反して利用されることも考えれますので、どんな家庭でも利用出来る決して万能の方法でありません。しかし、今後は、成年後見制度と比較しながら、「選択の一つ」として、この家族信託を検討しなくてはいけないことは間違いないと確信しております。

さて、これから、すでに家族会議が開かれた後に詳しい説明を聞きたいという家族のご自宅に向かいます。私のスタンスはいつも、家族信託ありきではなく、家族信託を選択の一つとして、家族が幸せになること軸としてお話しするだけです。将来起こり得る認知症とお金の問題に気づいていただく頂くことが一番重要だと思っております。家族信託は解決方法の一つにすぎません。

ところで先日、富士山の代わりに訪れたディズニー山は、いつ行っても大盛況。ちなみに、創業者のウォルトディズニー氏は、アメリカでいliving trust(リビングトラスト)、日本でいう家族信託をしているのです。ミッキーもいつかは誰かと信託するのでしょうか。。